「何がなんでも、半日でいいから、普通の人みたいに働く」 「半日しか働けないなんて意味ない」 「一人暮らしになったら生活保護で母や兄に迷惑をかけずに暮らせるか?」 「遠いところに行ってしまったら」 「父のように戻ってこれないところまで行ってしまえば。 遠いところで、生きているかのように、遺体が見つからないように考えて」 頭に浮かんでくることは時によって違う。
いつの間にか「フルタイムで働いてみる」、がなくなった。 半日でさえ、しんどいのに、フルタイムなんて考えても無駄だ。
「1日でも仕事を休んでしまったら、その職場どころか、どの会社にも行きたくなくなるから、這ってでも行く」を、実現してきた。 転職は数えきれないほどした。 慣れている。 怖くない。 面倒でもない。 ただ、もう何もしたくないのだ。
少しでも欠けたオモチャが気に入らない子供のように、ちょっとした失敗で、すべてをなげだしたくなっている。
働きたくない。 欠けている自分に、うんざりしたくない。 完璧に近いくらい出来るわけでもないのに、完璧主義。 自分のミスに厳しい。 仕事を教える立場を長い間やっていたことから、人にはミスは、誰にだってあるもの。 そこからミスしたことが良かったくらいに立て直すことが大切。 ミスを起点に逆にお客様から喜ばれることさえある。 そう言ってきた。
明日仕事に行きたくない。 決まりだ。 行きたくないんだ。 休めばいい。 書き始めた時は、行きたくないけど、行かなきゃいけない、行かなくても仕事はまわるけれど、と思っていた。
でも知っている。 多分私は明日、仕事に行く。 行きたくないけど。 頓服がある、多めに飲めば効く。 やめるのは、いつでもできる。 行く・行かないではなくなっている。 とりあえず行って仕事してみるのだ。 それで土日を過ごし、今度は日曜日にこんなこと書かずに寝て、月曜日の10時くらいになって行くか行かないか、または辞めるかを考えればいい。
今、言ってみるか。 母に。 仕事辞めるって。 もしかしたら働かないかも知れないって。
「しばらくお休みもらったら?」と母は言う。 パートだからお休みじゃなく辞めることになる。
母が亡くなったら、急にフルタイムで働けるようになるかもしれない。 そんな先の事まで考えず、数時間先くらいのことまでにしよう。 仕事は半日。 そのうち制度が変わって2~3時間しか働かせてくれなくなるとか言われている。 2時間くらいのことを考えればいいや。
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