今日のウツの具合:調子がいい日を8点とすると、4点
出来事:タンスを処分してくださる業者さんがみえた 介護用品をお願いしている業者さんが、タンスの搬出のため、玄関の手すりを一時的に外すために来てくださった
タンスの処分に業者さんが来るのは昼の12時半~13時半の約束だったのに、11時前に電話がかかってきて、15分後くらいに行っていいかと。 良いわけない。 30分くらい早いなら分かる。 玄関の手すりを外してもらわなければならないのだ。 そうでなければ、一刻も早く処分したい私たちには喜ぶべきことだったが、私は泣きそうだった。 いつもお世話になっている介護用品の担当者さん。 タンスの搬出のために手すりを外しに来てくださるということだけで、とても申し訳ないと思っていたのに、私は、だったら、12時半にタンスを持ちに来いとは云わず、介護用品の担当者さんに、時間が早まったけれど来ていただけないでしょうかと頼む。 それは、私のワガママではないか。 タンス処分を待たせなければならなかった。 泣くしかない。 そのような決断しかできなかった自分自身を責めるしかない。 けれど、担当者さんは快く、すぐに家に来てくださった。 搬出のトラックが道を間違えているだろうと外に出ていくと、やはり、一本道を間違えている。 それにもついてきてくださった。 搬出も立ち会うような形で見ていてくださった。 タンスを処分してから手すりの設置をお願いしなかった自分を責めたが、手すりがあったために、こうして担当者さんが来てくださって、よく分からないタンス処分の業者さんと対峙して、ストレスが少なく済んだ。 別のストレスはあったけれど。 担当者さんは、母がベッドの位置を少し変えたいというのも、お風呂の椅子の座面を少し大きいのがいいというのも対応してくださった。 感謝しかない。 何でも早くやってくださる。 年寄りが必要だというものは、今、必要な物ばかりなのだ。 10年前に、母が膝をとても痛がって、トイレに手すりがない事で、母はトイレットペーパーのホルダーをつかんで立ち上がっていた。 今日、手すりが欲しいと、色んな店に何とかならないかとお願いした。 どこも数日かかると言われたが、結局、翌朝、私が仕事に行っている間に置き型の手すりを設置してもらえるようになった。 その日は休めば良かったが、設置するまでに母はトイレットペーパーのホルダーをつかんで、それが外れて転んで死ぬのだろうと思いながら仕事に出た記憶がある。 帰ったら母は生きていた。 奇跡だった。 今の私だったら、仕事を休んで介助していたはずだ。 あの日の私は、なぜ仕事に行ったのか分からない。
母は、数年前からタンスを処分したいと思っていたようだ。 地震で倒れてきて死ぬのが嫌なのだと。 私のタンスは、母が大葉の内職をしていたことで、霧吹きを使っていて、タンスがカビ臭くなってしまった。 母の桐のタンスは大丈夫だった。 引っ越しするかもしれないし、しなくてもいずれは処分するものだ。 なるべく今あるプラスチックケースに収まるだけに洋服を調整する。
本当に少しずつ物を捨ててきている。 とても疲れているから、負担にならないように、母のために何かをやる元気がなくならないように。 自分の事は後回しだ。 けれど、今日、歯の定期健診のお知らせが来て、数時間後に予約を入れた。 こんなこと初めてだ。 1か月くらい後回しにしていた。 気になるのに予約ができないでいた。 やることはメモしている。 メモはたくさんある。 今できることはメモにする前に処理する。 まとめてやったほうが合理的でも、あまり効率を考えず、出来ることからやっていこうとおもう。 AIに断捨離の方法を相談した。 自分のアタマにあることが書かれている。 取り掛かろうとか、今日は無理だなと思う時に、読み返す。 やれる時にやる、出来ない時はやらない。 出来ない自分を責めない。 なんなら片付けなくてもいい、辛いなら。 片付けられないまま死ねばいい。 片付けられないから死ねないと思っていたけれど。
今日は母と私はタンスを手放した。 自分では運べないから、それなりに費用はかかった。 誰もケガをせずに処分できたことは良かったが、費用という代償は大きい。 疲れた。 それを思えば、自分の持ち物を捨てるのは気が楽だ。
まずは数日中に、カメラ数台と古い体重計を処分する。 小型電化製品の部類に入ると理解すると、最近は処分しやくすなっている。 この数日、月曜日に銀行の手続きと抱き合わせてと思っていたが、銀行は、別のものと抱き合わせて、明日、処分しようとおもう。 運動のため、こまめに自転車で出かけるようにする。 留守にすると、母が心配なのだが。 やっぱ3分で帰って来れる近所のゴミ捨てと緊急の時以外は、もう少しの間は、母を一人にするのはやめようとおもう。 母と出かけたついでに、さっと捨てよう。
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