母は、また自転車に乗る

今日のウツの具合:調子がいい日を8点とすると、4点

出来事:母の着圧ソックスを購入 母のお見舞い  病院の売店で、期間限定のメロンパンをやっと買うことが出来た

ゆううつで昼まで横になっていた。 今日こそは、お見舞いは無理かもしれなかった。 頓服を飲んで、暑かったので午前中ほとんど飲めなかった水を多めに飲んで。 昨日、調子が悪くなかった時に大根の煮物をササッと作っておいたので、わかさぎの佃煮と海苔、冷凍ゴハンを食べた。 夜もコレだ。  横になった。 支度をして出かける時間に間に合うくらいに起き上がることが出来た。

病室で、洗濯物やペットボトルの水を出したりして、座って話をしていると、リハビリの先生がみえた。 久しぶりにリハビリを見学させてもらった。 階段の上り下り、自転車こぎを初めてみた。 自転車に乗れるようになるには、本人が頑張らなければならないと主治医がおっしゃっていた。 この数日で、ペダルをこげるようになったり、できなかったり。 弱気になっている母を、乗れるようになるから、少しずつやっていこうと励ましている。 充分がんばっている。 けれど、もっと頑張らなければならない。 胸が痛む。 それでも、今まで、気ままに自転車で出かけて楽しんでいた母。 母が30歳くらいのとき、車の免許を取ると言い出したのを、全力で止めた身としては、この先も長く自転車を楽しんでもらいたい。 看護師さんの中には、危ないから自転車はやめたほうがいいとおっしゃる方もいる。 確かにそうだ。 私も心配だ。 だが、リハビリで乗れるようになって、実際に家に帰って少しずつ乗ってみて、数か月経って、大丈夫であれば、乗っていい。 自分で怖いなら乗らないだろう。 その前に、自転車で転んでしまうかもしれない。 けれど、心配していても仕方がない。 手術をすると決めることが出来た母。 自転車に乗りたいと言った、頑張っているのに、なかなかうまくいかないけれど、それでも乗りたい気持ちがある母。 気持ちが続けば、やりとげることができる。 なかなか上手くいかなくていいともおもう。 何度も練習することで、正しい足の動かし方を学ぶことができる。 すぐ乗れてしまったら、もしかしたら、足に負担をかけることになったかもしれない。

病院の帰りに、ふと、久しぶりに気分が晴れた。 ずっと晴れなくても、たまにでも、悲しい気分から離れられたらいい。

待ちかねていたUCCコーヒーバンクから景品のコーヒー豆が届いた。 病院の売店で欲しかったメロンパンを買うことができた。 母の病室の患者さんたちと、女子会のようにお話ができた。

晴れは続かないけれど。 ま、いっか。

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